住宅ローンの得するからくり!?
家を建てる皆さん、住宅ローンはもちろん組みますよね? ローン申請をするにあたって、色々調べていたら、「えっ、うそでしょ!?」と驚くことに気づいてしまいました。ゼロ金利時代だからこそ起こる、住宅ローンの得するからくり?
色々抜けてたり間違っている点もあるかもしれませんが、個人的に調べて感じたことをお話したいと思います。
前回も書きましたが、住宅ローン会社をじぶん銀行、住信SBIネット銀行、埼玉りそな銀行の3社で比較して、 住信SBI銀行に申請しようとしている我が家です。
この3社の金利、保証料、融資手数料などがいくらかかるのか、アエラさんに比較表を作ってもらっていました。
●変動金利:めちゃ安いです! 3社とも0.5%以下、0.4%台です
●保証料:3社ともなし
●融資手数料:3社とも借入額の2.16%
そして、住宅ローンを申請するにあたって、「ローン減税」が受けられるんですね。
[住宅ローン減税とは?]※公式サイトから一部抜粋
住宅ローン減税制度は、住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除されます
主な条件
①床面積が50m2以上であること
②借入金の償還期間が10年以上であること
簡単に言うと、10年以上のローンを組むと、年に一回、借入額の残高の1%が戻ってくる、といううれしい制度です。ざっくり言いすぎ?
例えばですが、住宅ローンを1000万円ちょっと借りて、1年目のローン残高がちょうど1000万円だったとします。変動金利をキリよく0.5%として計算します。ローン減税の控除が1%です。
■1年目に払う金利は、約1000万円×000.5=5万円
■1年目にローン減税で戻ってくるお金は、約1000万円×0.01=10万円
どうでしょうか!
5万円払っても、10万円が戻ってくるのー!? (≧◇≦)
ローンを組まずに現金で家を購入すれば、得も損もしませんが、
ローンを組むと、1年で5万円得をする計算になりますよね。
ただこれは最初の1年であって、2年目3年目とローン残高が減るほどに、戻ってくる金額も減っていきます。
つまり、ローンはなるべく長く組み、返済額を少なくする方が、得をするということですね。
※1000万円という金額が、得するかどうかの分水嶺のようです
もちろん、融資手数料がかかりますが、その分を差し引いても、単純計算するとプラスになる!
さらに住宅ローンに入ると、自動的に生命保険に入ることになり、保証もあります。
組まないより、組んだ方が得をする、とても不思議な住宅ローンのからくり。
これは、超低金利時代の今だからこそ、ですよね。
変動金利が上がっていけば、苦しむことになるのでしょう。
それ以外にも、素人の私には見えない落とし穴がポコポコあるのかもしれませんが、よくわかりませんので、とりあえずこれでよしとします。
これから住宅ローンを組む方は、ローン減税のことなどを詳しく調べて、なるべく得する払い方を模索してみてください。<(_ _)>