アラフォー&アラフィフ夫婦、ローコストで家を建てる。

平凡な中年カップルが、低予算で家を建て、結婚するまでの道のりを記録していきます。目指すは総額1500~1700万円! ローコストHMで注文住宅を考えている方の参考になれば幸いです。

住宅ローン申請の落とし穴

これから書く内容は、土地を購入して家を建てる方には関係ない話です。家を建て直す人、さらに建築確認申請前に家を解体しちゃおうという人に、ぜひ聞いてもらいたい話です。我々夫婦(仮)が今まさに直面している、住宅ローン申請の意外な落とし穴。ちょっと特殊なケースかもしれませんが…。

 

普通、家を建て直す流れとしては、行政機関に建築確認の許可をもらってから、解体をします。ハウスメーカーさんは、そのような流れを遵守するはずです。なぜなら、先に家を解体してしまったら、万が一許可が下りずに建てられない場合、もう戻る家がなくなってしまうから・・・。(家が残っていれば、新築は建てられなくても、リフォームという選択肢がありますよね)

 

 我が家は、夫(仮)の住まいを建て直して新築にするのですが、その家が老朽化してて危なかったので、建築申請をする前に、早めに解体をしてしまいました。夫(仮)には実家があるので、家を壊しても安定した住まいがあると判断されて、アエラ的にOKが出たのです。

 

*解体を急いだ顛末は、コチラの過去記事を参照ください↓

 

pocobi.hatenablog.com

 

まず、家を解体して更地にしました。次に、建築確認申請を出しました。そして、住宅ローンの申請をするという段になりました。

 

ローン会社の候補は3社。じぶん銀行住信SBIネット銀行埼玉りそな銀行です。3つとも、夫(仮)が仮審査をして通りました。3つのうち2つはネット銀行なんですけど、やっぱり金利が安いんですよね~。(住信SBIネット銀行は、アエラと提携しているので、通常よりもさらにお得のようです)。

3社を比較検討して、じぶん銀行にお願いしようと決めました。夫(仮)はじぶん銀行に口座を持っていなかったので、まずは口座を開設しないといけません。

 

ところがなんと!

口座を開けなかったのです!!

その理由が、そんなバカなー!?だったのです。

 

口座を開設するためには、申込書に記入をしないといけません。その申込書は、銀行から自宅へ郵送されてきます。はい、ここが落とし穴!( ̄□ ̄;)//

わかりましたかー? 今までの文章を読み返してみてわかった方は、エライ!!

口座開設の申込書を郵送してくるということは、本人がちゃんとその住所に住んでいるかどうかの確認も兼ねているのです。その住所は、写真付き身分証明書(免許やパスポート)の住所と同じでないといけません。そして、転送不可なのです。

 

もうわかりましたよね! 夫(仮)は現在、実家での仮暮らしです。住民票や身分証明書に記載されている住所の家は、すでに更地…。つまり、申し込み書を送ってもらえない…!

そんなの実家に送ってもらえるでしょー、なんてったって実家なんだからさ~。

妻(仮)はそう思いました。が、夫(仮)がじぶん銀行に問い合わせてみたところ、「身分証明書と違う住所に住んでいる場合、それが実家であっても、申込書は郵送できません」と言われたそうなんです…。「それって、仮住まいに住んでる期間は口座を開設できないってことですか?」と念押ししたら、「そうです」と言われたそうなんです。コールセンターの若いねえちゃんに…。

 

そんなの、おかしくない?? 世の中の新築を建てる人は、みんな仮り住まいをするだろうに、みんな住宅ローン組めないってことじゃん!! 妻(仮)は憤りました。

が、よくよく考えると、我々が解体したタイミングが早すぎたんですね(;゜∇゜)

 

うーん、でもこういうケースって、よくあると思うんだけど。。銀行さんはその辺うまく対応してくれないのでしょうか・・・。

ダメと言われてしまったから仕方がないので、じぶん銀行は諦めて、住信SBIネット銀行で借りることにしました。ここにも口座は持ってないので、開設しないといけません。

一抹の不安がよぎりましたが、住信SBIは、アエラと提携してるし! 一応アエラの営業さんに、じぶん銀行で開設できなかった顛末を話したところ、「住信は大丈夫ですー」とのこと。ホッとしたのもつかの間、「再度確認してみたら、やっぱり仮住まいの実家には申込書を送れないので、一時的に住民票を実家の住所に変更してください」とのこと! まじか!

まさかこんなことで、ローン申請にてこずるとは…。夫(仮)は住民票の住所を実家に変更することを嫌がりました。将来的に、何か手続きが発生した時に、面倒なことになったら嫌だというのが理由です。夫(仮)はグーグル先生に助けを求めました。すると、一筋の光が! 同じ状況になった方、やっぱりいるんですね~。

その解決策はというと、

 

解体後の更地に「仮設ポスト」を置く

 

というものでした。

さっそくネットで安いポストを購入して(5000円位だったかな?新居でも使います!)、アエラの現場監督さんが立ててくれたのが、コチラ!

↓木の脚をつけてくれました

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申し込み書類は郵便屋さんから本人が直接受け取らないといけないので、このポストに不在通知を投函してもらいます。それを持って夫(仮)が郵便局に引き換えに行く、という段取りです。

更地に不在通知って、ちょっとウケる( *´艸`)

まだ届いていませんが、無事に届くかな。そうじゃないと、住宅ローンが組めない…。

 

ということで、今回の教訓は2つ!

 

◎新築に建て直す人は、家の解体を急いではいけない! 解体前に、住宅ローンを組みたい銀行で、口座だけは作っておこう!

 

◎万が一早めに解体してしまい、仮住まいで銀行口座を開設できない場合は、仮設ポストという手もあるよ!