夫(仮)の家に台風襲来!
週末ごとにアエラホームで打ち合わせを進めているかたわら、着々と家を断捨離している夫(仮)。
私たち夫婦(仮)は、まだ結婚していないので、今は別々に暮らしています。夫(仮)が現在住んでいる築50年の一軒家を建て直す→新居が出来たら妻(仮)が引っ越してくる→落ち着いたら入籍、という流れの予定です。
で、夫(仮)が20年近く暮らしている一軒家は、本体だけではなく、あらゆる家具家電がオールド仕様。(ついでに本人も^^;) ついに家電はしゃべるようになってしまい、電子レンジを使うと、「イヤァァァァァァァァァ・・・・」と泣き叫ばれ、洗濯機を脱水させると「オゥ!オゥ!オゥ!オゥ!」とすごまれます…。家と塀のすき間にちょっとした庭スペースがありますが、もうジャングル状態。初夏にはアジサイが咲き狂い、秋には南天?が赤い身をびっしりとつけ、南国のようなシュロの木が2階までワサワサそびえ立ち、植物たちはやりたい放題。生命力の脅威を感じます。
家の解体前にこの妖怪ハウスをどうにかしないといけません。手つかずのジャングルはとりあえず置いといて、少しずつ不要品の処分をしているのですが、この地域はゴミの分別がとっても細かい! 妻(仮)の住んでるA区では、あらゆるもの(CDや革小物まで)を燃やすゴミで出せるので、何でもぽいぽいひとまとめに捨ててしまうクセがついてるんですね。夫(仮)の家で、ポテチの空き袋や弁当の容器をゴミ箱に捨てると怒られます。「プラマーク」がついているものは、分別ゴミなんですって。ラップもビニールも発泡スチロールも燃えるゴミで出せないって、難儀だわー。
そんなこんなで、日々コツコツと片付けをしていた夫(仮)の家に、とうとう悲劇が訪れました。昨今の異常気象の中、奇跡的に無事だったこの家も、先日の大型台風には勝てなかったのですよ。台風は深夜やってきて一瞬のうちに明け方には去って行きましたが、「寝ている時に家が揺れた」と、のちの夫(仮)談。
妻(仮)が朝起きると、いつもののんきなおはようラインとは違う、暗号のようなメッセージが! 「屋根の縁半分飛び道路散乱。木の枝、葉、実も散乱し朝から掃き掃除」 寝起きに漢字だらけで頭に入ってこないよー(*_*)
屋根はトタンで平らなんですが、フチを蓋のようなものでカバーしてあって、そのフチがほとんど飛んでいって取れてしまったということでした。フタがないので、もし雨が降ったらそのまま室内が浸水してしまう恐れが! 自分の家だけが濡れるだけならまだしも、飛んでいったフチの行方が気になるところです。万が一近所の家や通行人を直撃していたら、と思うと、夫(仮)は「今すぐ解体したい!」と焦っていました。その2日後に雨が降ったのですが、幸いにも雨漏りはなかったとのことでひと安心。しかしまた台風がきたら、今度こそ家はバラバラになってしまう!ということで、本来なら、①家の全仕様が確定→②行政機関に建築確認申請の許可をもらう→③解体、という流れなのですが、①と②をすっ飛ばして、なるべく早めに解体をしてもらうことになりました。
解体を先にしてしまうと、万が一建築申請がおりなかった場合に住まいが無くなってしまうので、基本的にはダメみたいですが、夫(仮)には戻る実家があるので、OKでたみたいです。
ということで、限界ハウスとも近々お別れです涙。。(→ウソ!) 引っ越しに向けて忙しくなるぞー。って、妻(仮)はほとんど何もしないんですけどね。